TDKの音楽メディアブランド「LYCEE BLANC(リセ・ブラン)」。
注:4つめの"E"の上に"'"がつく(フランス語なので)。以下同じ
この商品は5枚組。ヨドバシドットコムで819円で購入。(05/02/28)
74分メディアはなく、80分メディアが2種類(カラーミックスとプリンタブル)あるだけです。このカラーミックス版と、TDK音楽メディア最上級におわします「THEORY」は、そのうちアップします(入手済)。中央刻印は「6L342M5482480」。10mmケース入りでインデックスはついていません。もちろん誘電OEMで、通常焼き4倍でC1エラー0.2を叩き出すなど、個体差は若干感じられるが、エラー値からは良好なメディアであることが言えそうです。(VariRecのエラー値が一番高かったのが残念ではあるが。)
メーカーサイトはこちら
ところで、TDKの音楽メディアと言えば、
・THEORY
・CD-R AUDIO XA
・CD-R AUDIO GROON→data158
そしてこのLYCEE BLANCと4種類もあってややこしいですね(05年5月現在)。セオリーは特殊アモルファス樹脂をディスク基板に採用するなど、構造的に(値段的にも(^^;))別格として、残り3つの違いがイマイチ分かりません。ただ、GROONについては「見た目の派手さ」が受けるであろう購買層を意識していることが、その表面のデコボコからうかがえます(笑)。ペン書きがしにくいんだけどね。
では、XAとLYCEE BLANCの差はどこにあるのか?え〜、メーカーサイトからうかがえるのは、
・XAはタフネスコートを謳っているがLYCEE BLANCは明確な表記がない。
・XAは74分モデルもあるのにLYCEE BLANCにはない。
以上のことから、TDKの音楽メディアの正統はXAであるのは間違いなさそうです。ではLYCEE BLANCの存在意義はどこにあるのでしょうか?XAの廉価版になるのでしょうか?よくわからないので、TDKさんのお問い合わせサービスに問い合わせてみました。後日、返事が来たら報告しようと思います。(05/05/15up)
■TDKさんからのお返事
「お問い合わせいただきましてありがとうございます。ご承知のように、セオリーは他の音楽用CD-Rとは異なる材料を使用して作っていますが、XA・リセ・グルーンは同じ材料、作り方をしていて、音質・品質に差異は無く同様の製品です。 尚、リセ・グルーンは若い層を意識したデザイン、XAは様々な層の音楽ファンを想定したデザインを意識しています。 ありがとうございます。」
・・・というわけで、ほぼ予想通りかな。リセとグルーンには差がないということなので、後はデザインで好みが分かれるのでしょうね。(05/05/30up)