※検証における環境 ※
 Microsoft WindowsXP HomeEdition SP2 CPU:Pentium4 3GHz(FSB800MHz) M/B:Asus P4G800-V Memory:DDR-SDRAM512MB 
 Drive:勿論PX-716A/JP2
 ライティング・・・nero6.6.0.13 (オーサリングにはTMPGEnc DVD Author 1.5.20.62を使用)
 品質チェック・・・PlexTools Professional V2.23よりQ-Check PI/PO Test(SUM8 TEST)およびQ-Check TA Test
 メディア情報・・・DVD Info ProV4.15 および DVD IdentifierV3.6.3.1 および Nero CD-DVD Speed 3.80
 DVD再生・・・SONY CD/DVD Player DVP-F25

データd003/UNIFINO:8MR470NP10
項目
データ
メーカー(?) UNIFINO
型番 8MR470NP10
Unique Disc Identifier DVD-R:IMC JPN
Manufacturer Name Unitech Japan Inc. - Intermedia Co. Ltd.
Manufacturer IMC JPN
Manufacturer ID IMC JPN
原産国 日本
対応倍速 4x,6x,8x
記録モード Data
インクジェット対応
パッケージ(枚数) 5mmケース(10枚)
価格(単価) \927(@93)
購入店 DEODEO
購入日 05/05/09
 CD-Rの時は聞いたこともなかったこの「UNIFINO」というブランドですが、検索して見つけた海外サイトであるUNIFINOのサイトを見ると、unitech japan とのつながりが見えました。つまり、UNIFINOのメディアの製造元はunitech japan であるようなのです。実際、DVD Identifierで調べたところ、「Unitech Japan Inc. - Intermedia Co. Ltd.」の文字が見つかりました。

・・・あれ?インターメディア

というワケで、どうやら光記録メディア専門のメーカーさんであるインターメディアも製造しているということなのでしょうか?。しかし、インターメディアの製品ラインナップの中には、この製品(8MR470NP10)は存在しないんですねえ。(IMC JPNはInter Media Japanの略か?)

今度はパッケージに記載されている製造元を見て見ました。すると、「ニュースターデジタルジャパン」となっているのです。いろいろと調べてみたところ、どうやらインターメディアからニュースターデジタルジャパンが事業を引き継いだことが分かりました。ですので、インターメディアの製品情報は昨年末から更新されない状態であるため、ここにこの製品が掲載されていなかったわけです。そしてニュースターデジタルジャパンのサイトを見つけたところ、無事、8MR470NP10が見つかりました。

・・・ということは、ユニテックはどこでつながっているのでしょうか?ユニテックのサイトの「日本語はこちら」みたいなリンクがインターメディアになっているあたりから、今はユニテックもインターメディアも関わっていないような気がします。

ちなみに、16倍速メディアが同社から近日発売の模様です。手に入ったら試してみたいと思います。

ではメディアの品質です。

-
4倍速(1st) 4倍速(2nd) 6倍速(1st) 6倍速(2nd) 8倍速(1st) 8倍速(2nd)
PIE(Average)
0.37
0.38
0.55
1.29
2.03
1.16
PIE(Max)
33
24
28
247
627
211
POF
0
0
0
0
0
0
Writing Speed
計測忘れ
計測忘れ
10分27秒
計測忘れ
計測忘れ
8分14秒
内 周
Good
Very Good
Good
Very Good
Good
Good
中 周
Good
Good
Good
Good
Good
Good
外 周
Good
Good
Good
Not Good
Good
Not Good

 計測を始めたばかりでWritingSpeedをよく書きとめ忘れるのはご勘弁下さい m(__)m。
 6倍速や8倍速であやしいエラーのかたまりが見えます。おとなしく4倍速で焼いておいた方がいいということなのでしょうか。DVD視聴では問題なかったのですが、やや気持ちが悪いですね。また、ほとんどのケースで外周部が高くなるのも多少気になります。なお、No.d003-8x_2(8倍速の2回目)のグラフが途中で切れていますが、どうしても最後まで計測することができませんでした。

 詳しいメディア情報はこちらからどうぞ。


※検証データの見方 ※
1)Q-Check PI/PO Test
エラー発生の計測のうち、PIはCD-RでのC1エラーに相当し、そこで訂正できなかったものをPOにて訂正します。POでも訂正できなかったエラーをPOFエラーといい、これが発生するとDVD-Videoでは動画のコマ落ちやノイズが入ったりします。また、PCデータの場合は最悪の場合読み出せないデータが出る可能性があります。グラフの青色はPIEエラー(PIエラーの数)で、赤色はPOFエラーを示します。
2)Q-Check TA Test
DVDの再生信号にはT3〜T11、T14という長さの異なる10種類の信号があります。この信号ごとのJitter(時間的なばらつき)をヒストグラムで示したもので、山が細くはっきり分かれているものが良いものです。また、山の頂点が表示されている緑色の縦線にくるほど、記録品位が高いということになります(Peak Shift)。このテストは、ディスクの内周、中周、外周に分けて測定されます。なので、1メディアの計測につきグラフが3つあることになります(注:DualLayerメディアは6つ)。この結果が悪くなる原因としては、ピットが正しく記録されない、ディスクの回転のムラなどが考えられます。(参考:『WinPC』 2003年3月号p.66)

 
File No.
d003-4x
焼き倍速 4倍速
date 05/06/05
PIE(Avg) 0.37
PIE(Max) 33
POF 0
Speed 不明
内周 Good
中周 Good
外周 Good
↑内周 ↑中周 ↑外周
                            

File No.
d003-4x_2
焼き倍速 4倍速
date 05/06/05
PIE(Avg) 0.38
PIE(Max) 24
POF 0
Speed 不明
内周 VeryGood
中周 Good
外周 Good
↑内周 ↑中周 ↑外周
                            

File No.
d003-6x
焼き倍速 6倍速
date 05/06/05
PIE(Avg) 0.55
PIE(Max) 28
POF 0
Speed 10:27
内周 Good
中周 Good
外周 Good
↑内周 ↑中周 ↑外周
                            

File No.
d003-6x_2
焼き倍速 6倍速
date 05/06/05
PIE(Avg) 1.29
PIE(Max) 247
POF 0
Speed 不明
内周 VeryGood
中周 Good
外周 NotGood
↑内周 ↑中周 ↑外周
                            

File No.
d003-8x
焼き倍速 8倍速
date 05/06/05
PIE(Avg) 2.03
PIE(Max) 627
POF 0
Speed 不明
内周 Good
中周 Good
外周 Good
↑内周 ↑中周 ↑外周
                            

File No.
d003-8x_2
焼き倍速 8倍速
date 05/06/05
PIE(Avg) 1.16
PIE(Max) 211
POF 0
Speed 8:14
内周 Good
中周 Good
外周 NotGood
↑内周 ↑中周 ↑外周