メーカーサイトはこちら。pdfカタログはこちら。
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-
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4x(1st) |
6x(1st) |
8x(1st) |
PIE(Average)
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7.45
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3.44
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2.36
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PIE(Max)
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112
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105
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81
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POF
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0
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0
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0
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内 周
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Bad
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VeryGood
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VeryGood
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中 周
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Bad
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VeryGood
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VeryGood
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外 周
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Bad
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VeryGood
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VeryGood
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低エラーレート、低ジッターがウリの「誘電マスター」。そのDVD-Rメディアを遂に検証することができました。単価税込で729円という強烈な表示にもめげず、4枚ほど気合いで購入いたしました。この夏一番の想い出です。
それでは検証結果ですが・・・。まず4倍速ではジッターがPeak Shiftで最悪。PIEエラー値も7以上と、非常によくない数字でした。6倍や8倍ではジッターこそ平均以上の結果ですが、ランキング1位のmaxell4倍メディアがExcellentを連発したのに比べると「master」の称号を抱いているにしてはもの足りません。エラー値も4倍からは半減しているものの、ごく平均的な数値にとどまっています。
さて、この結果をどう受け止めればよいのでしょうか?
プレクスツールとの相性、プレクドライブとの相性、メディアの品質、私のハードの不具合、たまたま極めてハズレの個体だった、等々。数え上げればキリがないのですが、ひょっとしたら、DVDメディアにおいて誘電のエラーチェックの仕方とプレクスツールのそれとが構造的に根本から違う、なんてこともあったりして・・・。というのも、CD-Rでは、誘電メディア(OEM含めて)は、種類によらずかなりの確率で低エラーレートを叩き出していましたが、DVDメディアとしては今のところかんばしい数値を出していません。どちらかというと、日立マクセルやVerbatim(三菱)の後塵を拝している感があります。
この検証結果をそのまま受け止めるべきか、そうではなく、こうした検証結果とはまた違う評価方法によるべきなのか。私としては、誘電製だからといって、少なくともDVDメディアにおいては盲目的に品質を過信できなくなってきた自分があります。実際、この3枚には息子たちの想い出映像を焼いたんですが、元データを消せないでいますよ(^^;)。誘電master@CD-Rの驚異的な数値が懐かしい・・・。
なお、ミニ情報として・・・。
■太陽誘電のDVDメディアは、全てザッツ福島で製造されています。
■「偽誘電メディア」との見分け方は、スタートラボのサイトによると、
(1) パッケージが弊社HPに載っているものと同じである。
(2) レーベル面から見た際、ディスク中央に 英数字で13桁〜14桁のロット番号がある
(3) 記録面から見ると、ディスク中央に 英数字で8桁及び4桁のスタンパ番号が各1箇所ある
なんだそうです。参考までにどうぞ。
なお、詳しいメディア情報はこちらからどうぞ。