Vol.0150/ナムコ:カイの冒険
データ
No.
0150
ソフト名
カイの冒険
メーカー
ナムコ
発売日
1988/7/22
定価
\3,900
入手価格
\210
状態
箱○  説明書○
取っつきやすさ
★☆☆☆☆
オススメ度
★☆☆☆☆
※「入手価格」は、管理人が入手した時の価格。オークションでまとめ買いした時は単純に頭割り。その場合は、市場価格を反映していないこと多し
※「取っつきやすさ」は、説明書等を読まなくても操作できるかどうか。★が多いほどGood!。
※「オススメ度」は、あくまで管理人の個人的好み。★が多いほどGood!!
 このタイトルを見て、誰もが連想するのは、アーケードで「ナムコ初のロールプレイングゲーム」「カイとギルを同時に操作」でおなじみの、あの、「リターン・オブ・イシター(イシターの復活)」では無かろうかと思います。

 おお、あのゲームがファミコンでできるのか。ちょいと嬉しく思ったのは私だけではないはずです。

 えーと、お知らせします。イシターの復活とはまるっきり違うゲームです。つーか、とんでもないクソゲーです(笑)。

 イシターは敵を攻撃できません。ひたすらジャンプで避けて、宝箱を開けながら扉へ向かう、というのが基本内容です。このジャンプが曲者!ボタンさえ押し続ければとりあえず天井まで行くことができるし、左右にも行けます。ただし、天井に頭をぶつけてしまうと操作不能になってしまいます。また、ボタンを押し続けると加速がつきます。このあたりの慣性を上手に使いこなせなければ、このゲームをクリアすることは到底不可能です。

 このゲーム、初めてやったとき、とりあえず1分で電源を切りました。そして1週間近くほったらかしにしていましたが、最近やってみたらとりあえず10面くらいまでやりました。始めてプレーしたときはあまりのクソゲーぶりにあきれてしまいますが、慣れてみると意外にやり混み要素も強く、場合によってはハマってしまうかも知れません。

 「ナムコ」とか「イシターの復活」の幻想を捨て去るところから始めましょう。どこかのマイナーメーカーがシャレで作ったクソゲーをものの試しにやってみるか、という気持ちでやれば、案外楽しいかも・・・。