数あるファミコンソフトの中でも、一二を争う超難解なゲームがこの「彷魔が刻」です。ふつうのアクションゲームなら敵を倒していくといった「目的」がハッキリしているのですが、このゲームは何が何やらよく分かりません。
まず、「ジーキル博士」の時には、「ストレス」をためないようにして進んでいきます。この「ストレス」が限界を超すと「ハイド氏」となり、今度は敵を倒すことにより「ストレス」を解消していかなくてはならないのです。ある地点までにストレスが解消できなかった時点でゲームオーバー。
ジーキル博士は武器(ナイフ?)を持っているのですが、やたらと通行人を刺すわけにはいきません(「ストレス」があがってしまうので)。ところが、通行人の中に、たまに「爆弾魔」がいるのです。こいつはジーキル博士と擦れ違う直前になって爆弾を出してきます。逃げるのが間に合わなければ当然爆弾を食らって「ストレス」が上がります。
スーパーマリオに代表される横スクロールアクションゲームは、ガンガン自キャラを操ることで爽快な気分になれるかと思いますが、このゲームは「いつ爆弾魔がくるのか・・・」「いつ少年が撃ってくるのか・・・」と、罪のない通行人の人々を警戒しながら自キャラを操るという、気が抜けない、神経をすり減らすもので、苦行という言葉がピッタリきます。
さて、このソフトについては大変詳しく攻略法を紹介しておられるサイトさんがあります。→ 「彷魔が刻非公式攻略ページ」
この苦行を味わってみたい方は是非ご覧ください。
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