タイトーが出したアクションRPGです。敵を倒してレベルを上げて強くなるのは他のRPGと同じですが、戦闘はPC-88などで流行った「ザナドゥ」みたいに、1画面分のエリアの中で剣や玉を使っててきをやっつける、アクション性を取り入れたものとなっています。戦略もあるので、戦闘がより楽しめるRPGです。
また、傭兵の存在もこのソフトの特徴です。傭兵は戦いに参加させることができ、経験を積めばレベルアップもします。ただし、死んでしまうと復活はしません。下手な「仲間」システムよりも愛着がわきます。
個人的には、音楽、シナリオ、ゲームシステムどれをとっても、ファミコン史上最高の部類に入る傑作ソフトだと思います。
市場ですが、プレミアムはついておらず、抱き合わせ売りやたたき売り状態となっています。なるべく安く手に入れましょう。ただし流通量はそんなに多くありません。これだけの作品にもかかわらず、当時はそんなに売れなかったようです。87年10月といえば、ドラクエKとLの出るちょうど間の頃。「ドラクエL貯金」中で5,500円を出して未知のRPGを買う人は多くはなかったということなのか、「たけしの挑戦状」をきっかけにタイトーのソフトを避ける人が多くなってしまったのか。個人的には後者のような気がしてなりません。
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