2.高品質CD-Rについて
このコーナーは、CD-Rの焼き品質について、
・メーカー(型番)別
・焼き速度別
・オーバーバーン使用時
等のデータをとって検証するという趣旨のコーナーです。(特に上2つ) 検証には、PLEXTOR の PLEXTOOL に付属している Q-Check C1/C2 Test を使用しています。
ここのコーナーにおける数値は、あくまで目安です。むしろ「お遊び程度」に受け止めていただければ幸いです。同じ型番でも個体別に品質差は当然出てきます。「それじゃあ意味ないじゃん」と言われればそれまでですが、「こんな検証をしたらこんなデータが出ましたよ。後はどうぞご自由に検討してください。」という紹介をすることにちょっとでも意義があると思うのと、ドライブ付属の無償ソフトの割に「ものすごく遊べる」からです。
なぜこのような検証をしようと思ったのか、という動機についてですが、自分が記録するメディアをなるべくいい品質で焼きたいという素直な欲求のためです。ネット上で様々な情報を探しましたが、「○○倍速のものがイイ」「○○のメーカーはよくない」等、あまりに入り乱れていてなかなか実態が掴めません。そこで、どうせなら自分で検証してみればいいのではないか、と、「人柱魂」が騒ぎ出し、このようなことになってしまいました。
さて、CD書き込みの品質を測定する数値としては、Jitter値というものが本来はあります。
「Jitterとは、CD-Rに記録されるピット(レーザーが当てられる場所)及びランド(レーザーが当てられない場所)の長さの基準値に対するバラツキ(時間軸・回転方向の揺らぎ)で、「ns(ナノセカンド)」という単位で表します。レッドブックでは、「Jitter値は35ns以下」と規定されています。このJitter値が低いほど記録品位が高く、再生機にとって読みとり易いディスクとなります。」(プレクスターのサイトより引用)
つまり品質の検証をするのならこの Jitter値による測定が望ましいのでしょうが、業務用ではない限り、この値は相対的な値にとどまり、異なるメディア間の比較検討はできません。よって、本サイトでは本来ドライブの焼き品質をチェックするためのC1/C2/CUエラーの値によってメディアの比較を試みています。
また、CD-Rに容量以上のデータの書き込みを可能にする、いわゆるオーバーバーンについても検証しています。データ欄に「GigaRec」と記されているものがこれにあたります。GigaRecについて詳しくお知りになりたい方は上記プレクスターのサイトを参照してください。
掲載しているグラフは、データによってエラー数値の上限値(Y軸)が違う場合があります。これは、特にGigaRecのグラフについてです。通常のmax50では数値の変化が全く見られない場合が多いので、そういうものはmax200のグラフを掲載しています。
環境は以下の通りです。
CPU:Pentium4 3GHz HT対応
M/B:P4P800G
ドライブ:PLEXTOR Premium
条件は次の通りのものを用意しました。
1)4倍速
2)8倍速
3)16倍速
4)24倍速
5)32倍速
6)52倍速
7)GigaRec0.6
8)GigaRec1.4
04/05/16改
data39より、次のように変更しました。
1)4倍速
2)8倍速
3)16倍速
4)20倍速
5)24倍速
6)32倍速
7)40倍速
8)52倍速
04/10/19改
data84より、次のように変更しました。
1)4倍速
2)8倍速
3)16倍速
4)20倍速
5)24倍速
6)32倍速
7)40倍速
8)52倍速
9)VariRec4倍速(録音用のみ)
どのコーナーでも言っていて大変くどいようですが、検証結果の数値及び管理人のコメントはあくまで参考程度に、「こんな結果が出た人もいるんだなあ」くらいに思ってください。
以上のことを踏まえて、レポート&データをご覧下さい。
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