ここは、DVD±Rメディア検証に関するコーナーです。なお、DVD±Rメディア品質ランキングもありますのでご覧下さい。
DVD±R検証メディア一覧のページ
当サイトで取り扱ったDVD±Rメディアの一覧です。メディア一覧のページで製品の型番のリンクをクリックすると、その製品の検証データのページに行くことができます。ここの検証データのページには、検証データの他にその製品の簡単な紹介やメーカーリンクが書いてあることもあります。
DVD±Rメディア耐久度検証
今までに検証してきたデータを再チェックし、エラー値を比較することでDVD±Rメディアの耐久力を経年劣化の観点から検証します。が、早くても検証できるのは06年の春でしょう。(短期間で検証しても意味ないし・・・)しばらくはCD-Rの方だけでお楽しみ下さい。

検証における環境

 Microsoft WindowsXP HomeEdition SP2 CPU:Pentium4 3GHz(FSB800MHz) M/B:Asus P4G800-V Memory:DDR-SDRAM512MB 
 Drive:勿論PX-716A/JP2
 ライティング・・・nero6.6.0.13 (オーサリングにはTMPGEnc DVD Author 1.5.20.62を使用)
 品質チェック・・・PlexTools Professional V2.23よりQ-Check PI/PO Test(SUM8 TEST)およびQ-Check TA Test
 メディア情報・・・DVD Info ProV4.15 および DVD IdentifierV3.6.3.1 および Nero CD-DVD Speed 3.80
 DVD再生・・・SONY CD/DVD Player DVP-F25

検証結果の見方
1)Q-Check PI/PO Test
エラー発生の計測のうち、PIはCD-RでのC1エラーに相当し、そこで訂正できなかったものをPOにて訂正します。POでも訂正できなかったエラーをPOFエラーといい、これが発生するとDVD-Videoでは動画のコマ落ちやノイズが入ったりします。また、PCデータの場合は最悪の場合読み出せないデータが出る可能性があります。グラフの青色はPIEエラー(PIエラーの数)で、赤色はPOFエラーを示します。
2)Q-Check TA Test
DVDの再生信号にはT3〜T11、T14という長さの異なる10種類の信号があります。この信号ごとのJitter(時間的なばらつき)をヒストグラムで示したもので、山が細くはっきり分かれているものが良いものです。また、山の頂点が表示されている緑色の縦線にくるほど、記録品位が高いということになります(Peak Shift)。このテストは、ディスクの内周、中周、外周に分けて測定されます。なので、1メディアの計測につきグラフが3つあることになります(注:DualLayerメディアは6つ)。この結果が悪くなる原因としては、ピットが正しく記録されない、ディスクの回転のムラなどが考えられます。(参考:『WinPC』 2003年3月号p.66)