※検証における環境 ※

 Microsoft WindowsXP HomeEdition SP2 CPU:Pentium4 3GHz(FSB800MHz) M/B:Asus P4G800-V Memory:DDR-SDRAM512MB 
 Drive:勿論PX-716A/JP2
 ライティング・・・nero6.6.0.13 (オーサリングにはTMPGEnc DVD Author 1.5.20.62を使用)
 品質チェック・・・PlexTools Professional V2.23よりQ-Check PI/PO Test(SUM8 TEST)およびQ-Check TA Test
 メディア情報・・・DVD Info ProV4.23 および DVD IdentifierV3.6.3.1 および Nero CD-DVD Speed 3.80
 DVD再生・・・SONY CD/DVD Player DVP-F25


データd101/ALL-WAYS:DR47-A16X10PW
項目
データ
メーカー ALL-WAYS
型番 DR47-A16X10PW
Unique Disc Identifier DVD-R:ProdiscF02
Manufacturer Name Prodisc Technology Inc.
Manufacturer ProdiscF02
Manufacturer ID ProdiscF02
原産国 台湾
対応倍速 4x,6x,8x,12x,16x
記録モード Video/Data
インクジェット対応 ○(ワイド)
パッケージ(枚数) スピンドル 10P
価格(単価) \598(@\60)
購入店 パソコン工房
購入日 05/不明

 メーカーサイトはこちら

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4x(1st) 4x(2nd) 6x(1st) 6x(2nd)
8x(1st)
8x(2nd) 12x(1st) 16x(1st)
PIE(Average)
2.92
3.57
1.24
1.07
1.49
1.07
3.76
4.22
PIE(Max)
277
165
60
42
80
70
111
132
POE(Average)
2.18
27.72
0.65
0.71
0.36
0.81
0.43
25.29
POE(Max)
414
640
361
291
254
299
249
678
POF
149
233
0
0
0
0
0
4
内 周
Not Good
Good
Good
Good
Not Good
Not Good
Not Good
Good
中 周
Not Good
Good
Good
Good
Good
VeryGood
Not Good
Not Good
外 周
Not Good
Bad
Good
Good
Not Good
VeryGood
Not Good
Bad

 リーダーメディアテクノの自社ブランド「ALL-WAYS」の16倍メディアです。同じブランドの8倍メディアと同様、PIEではなかなか検討した結果が出ています。ただし焼く速さによって多少ばらつきがあり、今回は6倍、8倍で焼いたときに比較的低い数値を叩き出しました。これ(焼き倍速で極端に結果が違うこと)にはドライブの癖なんかも要素として関連しないこともないので、複数ドライブによる検証を早くしたいところです(もうしばらくあとから複数ドライブ検証になる・・・はず。)。残念なのは8枚中3枚ほどPOFを検出したことです。4xと16xは地雷でしたね。特に4xや16xのPOEの最大値、平均値共にすごすぎる数字でした。確認してませんが、DVD再生まともにできるのかなあ・・・、と思いました。6xが一番無難な結果となりました。

 なお、詳しいメディア情報はこちらからどうぞ。


※検証データの見方 ※
1)Q-Check PI/PO Test(データd096よりPOEも表示)
エラー発生の計測のうち、PIはCD-RでのC1エラーに相当し、そこで訂正できなかったものをPOにて訂正します。PIで修正したエラーをPIE、POで修正したエラーをPOEで表示します。POでも訂正できなかったエラーをPOFといい、これが発生するとDVD-Videoでは動画のコマ落ちやノイズが入ったりします。また、PCデータの場合は最悪の場合読み出せないデータが出る可能性があります。グラフの青色はPIEで、茶色はPOE、赤色はPOFを示します。
2)Q-Check TA Test
DVDの再生信号にはT3〜T11、T14という長さの異なる10種類の信号があります。この信号ごとのJitter(時間的なばらつき)をヒストグラムで示したもので、山が細くはっきり分かれているものが良いものです。また、山の頂点が表示されている緑色の縦線にくるほど、記録品位が高いということになります(Peak Shift)。このテストは、ディスクの内周、中周、外周に分けて測定されます。なので、1メディアの計測につきグラフが3つあることになります(注:DualLayerメディアは6つ)。この結果が悪くなる原因としては、ピットが正しく記録されない、ディスクの回転のムラなどが考えられます。(参考:『WinPC』 2003年3月号p.66)

 
File No.
d101-4x1
焼き倍速 4x(1st)
PIE(Avg) 2.92
PIE(Max) 277
POE(Avg) 2.18
POE(Max) 414
POF 149
内周 Not Good
中周 Not Good
外周 Not Good
↑内周 ↑中周 ↑外周
                            
↑PIEは、外周部がモロに怪しい感じです。POFは見えにくいですが一番外側で検出。

File No.
d101-4x2
焼き倍速 4x(2nd)
PIE(Avg) 3.57
PIE(Max) 165
POE(Avg) 27.72
POE(Max) 640
POF 233
内周 Good
中周 Good
外周 Bad
↑内周 ↑中周 ↑外周
                            
↑全体的にPOEが見られ真っ茶色なグラフ。POFは珍しく中周(1.5GB付近と2.2GB付近)にちょぼちょぼ見られます。

File No.
d101-6x1
焼き倍速 6x(1st)
PIE(Avg) 1.24
PIE(Max) 60
POE(Avg) 0.65
POE(Max) 361
POF 0
内周 Good
中周 Good
外周 Good
↑内周 ↑中周 ↑外周
                            
↑POEの最大値がうるさいものの落ち着いたグラフです。

File No.
d101-6x2
焼き倍速 6x(2nd)
PIE(Avg) 1.07
PIE(Max) 42
POE(Avg) 0.71
POE(Max) 291
POF 0
内周 Good
中周 Good
外周 Good
↑内周 ↑中周 ↑外周
                            
↑同じくPOEがところどころ傑出。でもこのくらいならいいのではないでしょうか。

File No.
d101-8x1
焼き倍速 8x(1st)
PIE(Avg) 1.49
PIE(Max) 80
POE(Avg) 0.36
POE(Max) 254
POF 0
内周 Not Good
中周 Good
外周 Not Good
↑内周 ↑中周 ↑外周
                            
↑6xと8xに共通していますが、内周の方が多少やばい(PIE、TATest共に)ように見えますが、さて・・・。

File No.
d101-8x2
焼き倍速 8x(2nd)
PIE(Avg) 1.07
PIE(Max) 70
POE(Avg) 0.81
POE(Max) 299
POF 0
内周 Not Good
中周 VeryGood
外周 VeryGood
↑内周 ↑中周 ↑外周
                            
↑やはり内周にPIEの多少高いヤマがあり、TATestでも内周の方が山が丸いです。

File No.
d101-12x1
焼き倍速 12x(1st)
PIE(Avg) 3.76
PIE(Max) 111
POE(Avg) 0.43
POE(Max) 249
POF 0
内周 Not Good
中周 Not Good
外周 Not Good
↑内周 ↑中周 ↑外周
                            
↑一転して中周にPIEのヤマが存在するグラフとなりました。

File No.
d101-16x1
焼き倍速 16x(1st)
PIE(Avg) 4.22
PIE(Max) 132
POE(Avg) 25.29
POE(Max) 678
POF 4
内周 Good
中周 Not Good
外周 Bad
↑内周 ↑中周 ↑外周
                            
↑やばそうっすね。