このコーナーは単なる読み物です。ノスタルジーに浸ってみたい方、人の失敗を見て元気づけられたい人はどうぞです。
Part1 初めてのテレビキャプチャ

 初めてパソコンを自作したのは2000年の春。今まで使用していたPentiumKでは飽き足らなくなり、また、自作へのあこがれもあり、フェイスにて購入しました。商品選択にかけた時間は約2日。要するに衝動買いです。CPUは勿論あこがれのPentiumL(600E)。知識不足のためM/BにBE6(Slot1対応)を買ってしまい、あわててドーターカードを購入したのは内緒のハナシ。思えばフェイスさんとの長い付き合いもここがスタートでした。この頃から今に至るまで、給料の内、生活費以外はPC用品とタバコくらいにしか使わない廃人、もしくはダメ人間のような生活もここがスタートでした。(^^;

購入:2000年3月12日

CPU Intel PentiumL 600E 29,400
メモリ 168pin PC-100 128MB SDRAM 10,470
HDD IBM Deskstar34GXP 20GB 17,670
M/B ABIT BE6 12,700
FDD TECHMEDIA 3.5インチ2モード 1,970
ビデオカード Matrox Millennium G400DH 32MB 15,700
S/C YAMAHA YMF-724V 1,970
キーボード BTC T-300 880
モニタ iiyama S501 J 15インチ 21,970
ドーターカード 詳細不明 Slot1→FC-PGA 1,970

(↑記念すべき第1回自作購入リスト。HDDの容量あたりの単価、4年間で10分の1になっちゃったんですねぇ。)

 それからというものはちょこちょこ増設を繰り返す日々が続きました。ただし、PCの用途は主にインターネットやワープロ。ほぼ仕事用で、趣味にはあまり使用していませんでした。(ちなみにこの中でまだ使用しているのはモニタのみ。かなり愛着が湧いてます。)

 そんな生活が変わったのが2001年冬。
 パソコンでテレビが見られるという画期的な商品(笑)が目にとまりました。テレビキャプチャーユニットです。当時は主にノートパソコンを使用していたため、外付け(もちろんUSB1.1)の「SmartVisionPro2 for USB」を衝動買いしました。もともとNHKの番組が好きで、当時は「宇宙〜未知への紀行〜」というシリーズ番組を放映しており、どんどん録画して溜め込んでいきました。しかし悲しいかなノートパソコン。HDDは20GBしかなく、あっという間にいっぱいになってきました。まだこの時は記録型DVDドライブも持っていないし、エンコードというものもあまりよく理解していませんでした。デスクトップでも録画をするようになりましたが、やはりHDDはすぐに満杯になってしまいます。今までバックアップ等に大活躍してきた外付けのSCSI HDDなど、数時間の録画ファイルであっという間に一杯になってしまいました。

 それとともに、「録画ファイルをテレビで見てみたい。」との思いが強くなってきました。仕事上、PCをテレビ画面にコンバートする機械も持っていましたが、HDDの問題を解決するために、必然的にエンコードに興味を持つようになりました。
 エンコードできればテレビで見ることができる上にHDDの容量問題も解決できる、一石二鳥の方策に思えたからです。
 ちなみにこの当時、1倍速のDVD記録型ドライブが4〜5万円してました。リコーがDVD+Rなどというものを出した頃で、DVDマルチが登場する4か月くらい前のことです。いずれにせよ、まだまだ「高嶺の花」でした。(結局衝動買いするんですけどね(^^;)

↑SmartVision。今は後悔(後述)。音声が・・・。        ↑外付け8.4GB。SCSIモンで3万円もしました。合掌。